まだまだ外国特許出願について勉強中のひやむぎべんりし(@hiya_ben)です。こんにちは。
今日は韓国での特許出願における審査実務(疎通型審査)のお話です。
本日来所した韓国の代理人に、最近の韓国特許実務のトピックスとして、疎通型審査について教えてもらいました。
疎通型審査とは、韓国の特許出願について特殊案件を除き特段の条件なく申請することができ、審査官とコミュニケーションをとりつつ迅速に権利化できる制度らしいです。(平均すると4ヶ月程度で権利化が可能なようです。)
このような審査を行う場合、審査官の数を増やさないといけないですが、韓国特許庁は継続的に審査官の数を増やして対応しているみたいです。
日本特許庁も少しは見習って出願人にメリットがある制度を積極的に導入して欲しいですね。最近は日本の特許出願数が減っているんですから、出願人(会社、個人)に、いかに出願してもらうかを考えないといけないと思うんです。