南米案件が急増しているため、勉強におわれているひやむぎ(@hiya_ben)です。
去年の夏頃、弊所に遊びにきたブラジルの代理人が「ブラジルでは特許出願の審査が遅延していたけど、庁内に未処理の案件があふれているので、ついに特許庁(審査官?)が本気出すよ」的なことを言っていましたが、実際にたくさんのOAが届き始めました。
未処理の案件を処理するためのOAなので、本当に簡易的なOAですね。ISRや他国のOAで挙げられた引例だけが記載されているだけです。最初に受け取ったときはどのように対応してよいか分かりませんでした。
現地代理人にアドバイスをもらいつつ実際にどのように対応したかというと・・・
(1)他国で許可されたクレームと同じクレームに補正する
(2)意見書で「他国で許可されているから、同じように許可にして!」と主張する
修正実体審査請求とあんまり変わらない対応ですね。
現地代理人もこの対応でOKといっているので、様子をみたいと思います。